【先行告知】子どもたちの教育活動を支援するクラウドファンディングを11月末に公開します
こんにちは。
日本サマーヒル・アカデミーの大浦です。
皆様、いつも本校の活動をご支援くださり誠にありがとうございます。
おかげさまで、本校オルタナティブスクールは生徒が7名、カルチャー教室は10名程度の生徒が在籍するようになり、なんとか運営が軌道にのってきつつあります。設立間もなくいただいたご支援に助けていただき、拠点の工事が完了、必要な設備・備品も揃いました。本校開催のイベントは、市や教育委員会の後援もいただけるまでに成長し、皆様方のご支援に本当に感謝しております。
在籍する生徒たちは、それぞれ際立つ個性を、各スペースにおいて、それはそれは自由に表現されています。学校が合わなかった彼らは、本校に通うようになって、劇的に体調がよくなったケースや、家から出られるようになり毎日登校できるようになったケース、強い不安も徐々にほぐれて登校を楽しみにしてくださっているケースなど、目に見える良い変化がたくさん出てきました。
さらには、これまでピックアップされてこなかった彼らの持ち前の”得意”を発揮できる場を作ることで、存分に成果を見せてくれています。その教育活動の1つが「小中学生起業家教育プロジェクト」。これは、子どもが自ら事業アイデアを提案し、事業プランを作成し、開催まで行うビジネス教育活動です。”苦手”も持ち合わせる彼らが、自分の”得意”を社会の中で活かし、自立した社会生活を送れるようになることを目指しています。
さて本日は、こちらの教育活動につきまして、新しいプロジェクトを立ち上げることとなりましたので、皆様には先行のご案内をさせていただきます。
新しい教育プロジェクトについて
【強い個性を持つ子どもたちの社会的自立をサポートする教育活動を応援してください!】
クラウドファンディング公式ページの公開は、11月末を予定しております。私たちの教育活動にご賛同いただきました皆様とは、引き続き、共同で本校中心とした子どもたちの教育に関わっていただけると嬉しく思います。
「小中学生起業家教育プロジェクト」は、子どもが主役となり、イベントの企画をしたり小売りを行ったりする体験型のビジネスワークです。基本的に子どもたち自身の発案をイベントとして企画から開催まで行ったり、お祭りに出店するブースを考えて当日の運営までを小中学生が行います。指導者は、実現までの過程で、考えることや決めることを助言、チラシデザイン作成のためのソフトの操作方法を教えるなどのサポートを行います。
彼らは、本活動で、教科書に書かれた成果物の作成を、子ども向けに開発された教材で、きまった手順で行うのはなく、ゴールとなる成果目標を自分で考えるところからスタートし、大人がリアルに仕事で使うツールを用いて、本当に実現できる企画を検討します。
本教育活動では、「職場見学」「職業体験」のその先にある、リアルな事業へのチャレンジができます。イベント開催の実績等は、彼らの輝かしい1つの業績になりますし、大きな自信にもつながります。
このプロジェクトで実現したいこと
本校で今後も継続的に行う起業家教育プロジェクトにおいて、子どもたちが企画する事業の規模を拡大するために必要な資金を助けていただきたいです。
これまで、彼らが開催したイベントは、定員あるいは来場者10名~30名程度、無料で使用できるスペースで、既存の備品のみ使用、有志の協力を得る形で最小限の運営をしてきました。活動にあてられる費用もなかったため、子どもたちは自身での経費計算を必要としないため、リアルな事業教育にはなりきれず、”体験学習”にとどまっていました。
しかし現在、彼らの運営企画力の上達ぶりから、100名以上の参加者・来場者を見越した事業開催が検討できるまでになりました。それに伴い、企画設計および当日の運営にあたる費用と、あわせて専門的な指導ができる講師の招聘が必須となりました。
引き続き彼らには、本活動を続けていただけるようにと考えており、特に、次回からはリアルな経費計算のもとで企画を考えてもらい、より規模の大きい事業を実現させてあげたいと思っております。また、この活動をとおして、多くのプロフェッショナルと小中学生のうちから関わりを持ち、目標になる大人と出会うこと、そして将来の事業開発にあたる重要なネットワークも増やしていただきたいなと思っております。
具体的には、子どもたちの以下の活動に対してご寄付をお願いできますと幸いです。
過去に子どもたちが実施したプロジェクト
これまで、生徒たちが主役となり企画から開催まで実現した、あるいは現在進めているプロジェクトを紹介します。
小学6年生が企画し開催したゲーム対戦交流会
eスポーツが得意な小学6年生、スマブラの対戦会をやりたいと申し出がありました。どういうイベントにしたいか、どういうルールにするか、対象者は?人数は?日時は?場所は?。イベント開催にあたって考えることを教え、順番に検討を進めました。チラシもパソコンで自分でデザインし、完成したチラシは自分でポスティングまで行いました。
この取り組みは、在籍校の先生も高く評価してくださり、学校の授業で、作ったチラシが見本として紹介されました。
夏まつりでのブース出店
夏祭りのイベント企画にあたり、体験コーナーやブース出店を企画・経費計算・当日の店番まで行いました。具体的には以下のブースを企画しました。
・eスポーツ体験コーナー(ゲームの種類を考え、料金を考え、当日の店番をしました)
・スライムづくりコーダー(体験しやすいよう作り方の手順や容器を工夫、材料の配分は練習を重ねて調整しました。当日の店番もがんばりました。)
・レジン工作によるアクセサリーの小売り(手作りアクセサリーを持ち込み店頭販売。場所代も計算して店番もがんばりました。)
小学3年生・4年生が企画したドッチボール大会&ゲーム対戦会
過去に開催したイベントを参考に、小3・小4も取り組みをはじめました。ルールを考え、イベント名を考え、募集人数を考え、ターゲットを考え…ただいま少しずつチラシデザインを進めております。
来年1月開催予定(開場はたぶん町田)です!まずは公開をお待ちいただき、どうぞ実現までの奮闘ぶりを見守ってください。
小学5年生・6年生が協力して企画を進めたオンラインゲーム大会
これまでのイベントはすべて現地でオンサイトでの開催でしたが、より多くの方が参加できるようにと、初のオンライン大会開催に向けて準備中です。
オンライン大会の運営にあたっては、プロチームComfort Zone Gamingより助言をいただき、オンライン会議にて、開催に先立って検討することを教えてもらいました。
開催は2024年12月を予定しており、ただいま当日の運営の流れを確認しております。
本プロジェクトのリターンには、本校生徒以外の小中学生のお子さまも、自分主催の企画ができるよう、オンラインでの指導サポートを設置させていただきました。
企業・団体様へは、本校サポーターとしてHPや広報媒体への企業名・ロゴの掲載をさせていただきます。
詳細は、プロジェクトページリリース後に、またご案内をさせていただきます。