SST(ソーシャルスキルトレーニング)知っていますか

「できない」ではなく、「まだ学び方を知らない」のかもしれません。
今回は、SST(ソーシャルスキルトレーニング)について、子どもたちと一緒に動画教材を見ながら考えました。
SSTとは、人との関わりの中で必要になる社会的なスキルを、具体的な場面を通して学んでいくトレーニングです。
たとえば、
「負けることを極端に嫌がる」
「人の話を最後まで聞くことが難しい」
「自分の気持ちをうまく伝えられない」
「友だちとのトラブルが繰り返される」
こうした困りごとは、本人の性格や「わがまま」だけで説明できるものではありません。
特に発達特性のある子どもの中には、人との関わり方や気持ちの伝え方を、具体的に教えてもらい、練習することで身につけていくことが必要な子もいます。
今回は動画の内容だけでなく、普段のスクール生活で実際に起こるケースも取り上げながら、
「こんなとき、どうしたらよかった?」
「相手はどんな気持ちだったかな?」
「違う伝え方はできたかな?」
と、一緒に考えました。
日本サマーヒル・アカデミーが大切にしているのは、必要な支援をすべてスクールの中だけで完結させることではありません。
その子の困りごとに応じて、どのような支援やトレーニングがあるのかを知り、必要であれば、ご家庭での取り組みや外部の専門的な支援につなげていくことも大切だと考えています。
「成長すれば自然にできるようになる」と待つだけではなく、その子に必要な“学ぶ機会”を見つけること。
学習面だけでなく、社会の中で人と関わりながら生きていくために必要な力についても、保護者の皆さまと一緒に考えていきます。

