【サマーヒル通信】スタジオジブリ『もののけ姫』から学ぶ総合学習の時間

日本サマーヒル・アカデミー、探究型学習のお時間。
この日は、スタジオジブリの『もののけ姫』を教材として鑑賞しました。
ただ映画を見るのではなく、場面ごとにそのシーンの意味やキャラクターの言動の解説を入れ、それぞれの登場人物の立場や考え方を学びなら。
「アシタカはなぜ戦おうとしないのだろう?」
「サンはなぜ人間を憎んでいるのだろう?」
「ジコ坊はなにしにきたの?」
一人ひとりの背景や価値観を考えながら作品を読み解いていくと、『もののけ姫』は単なる冒険物語ではなく、現代社会にも通じる多くのテーマが描かれていることに気付きます。
・環境保全と経済発展をどう両立するか
・異なる立場や価値観をもつ人々との共生
・誰もが役割を持ち、自分らしく活躍できる包摂的な社会
正解を覚える授業ではなく、「自分ならどう考えるか」を考え、「相手はなぜそう考えたのか」を想像する時間です。
映画は娯楽であると同時に、社会課題や人間の生き方を学ぶことができる優れた教材でもあります。
実験的に取り入れてみた「ジブリで学ぶ探究学習」でしたが、子どもたちは最後まで夢中になりながら、それぞれの登場人物に感情移入し、多様な価値観について考えることができました。
ちなみに、鑑賞後に好きなキャラクターを聞いてみると、ヤックル、コダマなどさまざま。私はやっぱりエボシさまです!!!。
作品を見る視点が違うように、「誰に共感するか」も一人ひとり違う。その違いを楽しめることも、この授業の魅力だと感じました。


