【サマーヒル通信】中学生の定期テスト

中学1年生の生徒、初めての定期テストです。
こちらの生徒、小4あたりから学校に行かずにホームスクーリング、小5の2月・3月あたりに日本サマーヒル・アカデミープレオープン期間から利用を始めた0期生。学校で取り組むはずの基礎学習は、本校で、毎日集中した1時間~2時間の学習をコツコツがんばってきました。
この春、小学校を卒業、中学校に進学となりましたが、変わらずメインの学校は本校。学校へ行くことは、まだまだ過去の暗い記憶が残っていてハードルが高い。そのため、中学校初の定期テストは、問題用紙をもらってきてサマーヒルで解きました。集中できるスペースで、45分間きっちり時間を計って。
数学の問題、なんとなんと高得点!!!!
私の肌感、この問題の感じ、、たぶん平均得点よりかなり高い点数だったのではないかなぁ。
基礎的な問題はほぼほぼ全問正解。問題数がとにかく多かったテスト問題でしたが、ちんぷんかんぷんな問題は1問もなく、ややこしい計算問題もミスがほとんどありませんでした。
すばらしい!!!
やはり、学校に行っていないことによる、勉強が遅れてしまって焦る感覚や不安は皆さんあります。でも、どこで学習したってコツコツ努力した成果はちゃんと身になっているものでして。
サマーヒルだからこそできる、ほぼマンツーマン指導の集中して取り組む学習の時間は、学校で受講する何時間もの学習をギュッと濃縮したもの。今回はこの成果が「点数」という見えるものとなってしっかり証明され、本人も安心とともに自信がついたようで、終えたあとのあのスッキリした表情は忘れられないな。
よくがんばったと思います!
日本サマーヒル・アカデミーでは、生徒の在籍校との連携を図り、出席認定に加え、評定評価の実現に向けて、ベネッセコーポレーションと連携して動いております。小学生は、日々の学習記録と活動の様子を月報にて報告、中学校はこれに加えて「定期テストの受験」、こちらが必要になってきます。
座間市・相模原市ともに、フリースクールにメインで通い、出席はもちろん成績をつけるための動きをすることについては、前例がない学校がほとんどとのこと。生徒の在籍校それぞれに足を運び、生徒の目標・ご家庭のご希望とを合わせて、どうにか出席も評価も出してあげられないか、その方法を相談しております。いずれも子どもの将来のためですね。


