【サマーヒル通信】基礎学習はコアタイム制、1日1回必ず学習の時間を設けています

夏休み期間も、1日も欠かすことなく、学習の時間がありました。

宿題を溜めに溜め込んで、数日で一気にやってしまう、テスト前に一夜漬けしてしまう、いいんですけれどもね。それも。でも、同じ量学習する場合、こまめにコツコツ取り組むほうが、一気に学習するよりもしっかり定着しますよという、これ研究でも示されているものでしてね。また、毎日やるものだと習慣づけてしまうことで、苦手な・嫌いななど学習にネガティブな感情がある場合、それが薄まりやすい。

自宅で自主的に学習することは、自分の中でしっかり目標があったりしないと難しいものですが、皆が学習し始めたら自分もがんばろうという気になる、そんな自然な学習の様子が日々室内では見られます。学習の時間は、各々自由に決めることができて、時間をみながら過ごして、決めた時間になったら、声をかけずとも学習を開始できる生徒もたくさんいらっしゃいます。

これが自立するということ。

現在、生徒の多くが進研ゼミ教材を使用し、基礎学習を自主学習しています。定着を図るためにドリルや演習用の教材などを使い、集中して1~2時間程度、しっかり勉強を行います。集中して取り組むため、通常朝から15時ごろまで学校で学習する内容も、濃縮して短時間で完了できます。学年もばらばら、学習のスピードもそれぞれ、目標もそれぞれですので、生徒同士を比較することはなく、わからない箇所があればすぐに手が上がります。パッと切り替えて集中できる学習の時間、あのピリッとした空間はすばらしいなと感じます。

少し、本校の学習支援について。

本校では、生徒ひとりひとりの生活目標・学習目標、さらには将来の目標を聞き取っての個別支援計画を作成しています。こちらは、毎日の過ごし方を決めるためのビジョンであり、在籍している学校とコミュニケーションを図るための大事なツール。受験も考えたい生徒は、基礎学習に加えて塾の教材にも取り組むタイムスケジュールを、本人と保護者の方とも共通認識のもとで立てますし、早く自立したい&早く高校生までの学習を終えたい欲の強い生徒には、先取り学習用のプリントに取り組んでいただいています。

どのような学習が良いか、どのような教材が良いか、その子に合わせたご提案も行っており、おもしろい問題集に出会えた生徒は、算数にハマる子もいたり、お友達同士での競い合いの場面が生まれたり。学習そのものを通した学びの発展が、なかなか見ごたえがあります。

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