【開催報告】IBLラボのオリジナル地図づくりin世田谷

小学生のための起業家・アカデミア教育に特化した教室を展開しているIBLラボの「オリジナルまちづくり」、10月19日(土)千歳船橋で開催いたしました。

こちらの教室は、学校では学べない「探求的な学習」を行います。

オリジナル地図づくりの目的は、空想の・理想のお絵描きの町づくりではなく、リアルな都市計画に結び付く思考の過程を順にワークし、最後にそのイメージを大きな画用紙に書き出すというもの。

計画書として用いたワークシートは「ブレインライティングシート」。

  1. まちをつくるものをリストアップ
  2. それらの役割・メリット・デメリットを書き出す
  3. 自分のまちづくりのコンセプトを決める
  4. 自分が考えたまちの骨組みは?

1~4の流れで、自分の考えとリアルな建物や機能とをすり合わせて整理します。

みんな集中してたくさん書き出していました。

「人が不自由なく楽しめる町」をコンセプトにした小学5年生は、家からの移動が容易な場所に駅や空港、病院、あそび場を置くことを考えて配置していました。

みんな、真っ白な模造紙をみて、まず道路・あるいは区画からマスキングテープで線を引き出した点が素晴らしいなと思いました。

区画の縮尺はそれぞれでしたが、1区画ごとに「商店がたくさん集まっているところ」「ベッドタウン」といったイメージがあって分けておられたのよね。

リアルな都市計画の台座となる土地は、低地もあれば高地もあり、川の近く、海・山の近く、地盤の状態などもそれぞれなので、土地の条件によってもどんな機能をもたせるか計画は変わってきます。

ここまで深堀できるともっと面白いね。

それから、全員に共通していたのが、「家」がまちづくりの起点となっていたこと。

自分が住むことをリアルに想像してワークしたからこその思考でした。

本取り組みは、子どもゆめ基金採択事業で、今後も定期的に教室を開催いたします!

ご関心のある方はぜひお問い合わせください。

【IBLラボの教育方針は-----------------

教育先進国No.1の教育の目的は「何を学ぶかではなく、学び方を学ぶ」こと。学び方を知っていれば、新しい学習や応用的な学習は自力で学べます。

文部科学省では「総合的な探究の時間」を学校教育に導入し、社会で求められる力、つまり「生きる力」の育成に力を入れています。学校では難しい探究的な学びのうち、「ソーシャルサイエンス」分野から広がる体験型の教室を開催。

教育テーマは、生活に落とし込める身近な題材を持ち込み、楽しいワークを通して、地域社会の成り立ちや構造を体感的に知り、自立的な学びを促進させ、仲間とのコミュニケーションを向上させる。問いを立てる力課題解決力を養います。

Follow me!

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です