【サマーヒル通信】情報モラルについてお話ししました
引用:正しく使おうインターネット 事例に学ぶ情報モラル(小学生版)、グリー株式会社
日本サマーヒル・アカデミー(オルタナティブスクール・フリースクール)、本校では、自立した学びを促すため、生徒たちの才能を存分に伸ばすため、将来のプロフェッショナルを育成するために、持ち物や遊びに制限を設けておりません。
例えば、ゲームも自由に持ってきてOK。スマホもOK。
1日のスケジュールにゲームを組み入れてももちろんOK。
生徒同士のオンラインのやりとりも可能なようにサーバーを整備、大人から発信する教育関連情報も子どもでも読めるようにチャンネルを作っています。
生徒たちは、日々過ごす中でわからないことがあった場合は、大人に尋ねる前にスマホで自ら調べるクセがついてきました。
オンラインでのやりとりも活発になってきており、情報を活用した大変良い学びの習得だと思っております。
その一方、小学校低学年の生徒もいる中、十分な情報モラル教育を受けていない状態の子が多いため、特にオンラインでのテキストでのやりとりにあたっては、これを機に学んでほしいことがたくさんあるなと。
いつもの探究の時間をあてて、情報リテラシー、情報モラルを題材にお話しする時間を作ることにしました。
この日は、グリー株式会社が独自で開発した動画教材を用いてお話ししました。
特にコミュニケーションについてはしっかりお話ししましたよ。
顔が見えないので、文字だけでは相手が怒っているか笑っているかわからないことがありますし、
お手紙やメールと違い、やりとりがスピーディーなので相手の気持ちを考える時間が短いです。
そのため、あいまいな表現や言葉はできるだけ控えてはっきりわかりやすく伝えましょうと。
それから、今は「送信取消」なんていう便利なボタンがあるツールが多いですが、残念ながらサーバー上には全て残っているのよねと。
送信してしまった暴言は、閲覧している人がいたらトラブルになるケースも多いのよと。
そのための国語の勉強だし、漢字も読めるように、正しい言葉づかいも使い分けられるようにしようねと。
送る前にいったん立ち止まって、相手の気持ちを考えてから送信ボタン押しましょうねと。
うんうんと、みんな真面目に聞いてくれました。