【まめ情報】パソコン・ゲーム・スマホによる視力低下って本当?何時間が適切なの?
ゲームのやりすぎ問題、やはり低年齢の保護者さまは気になりますよね。視力低下、気力の低下、うつ傾向の増加、、ゲームによる悪影響はたくさん研究があります。
日本サマーヒル・アカデミー(オルタナティブスクール・フリースクール)では、ゲームの良い影響に着目し、他のスポーツ同様に「やりすぎ」には注意したeスポーツ活動は推進しておりますが、最近少し話題に上がった「目が悪くなる原因なんじゃ」という件について取り上げようかなと。
ゲーム、パソコン、スマホの登場で、全国的に子どもたちの視力低下は確かに続いております(学校保健統計より)!でも、ゲーム、パソコン、スマホをすること自体が視力を低下させるのではなく、「長時間休憩なく取り組むことが視力低下の要因になる」ということ。
ゲーム、パソコン、スマホは、近くの画面を見続ける動作が必須です。それは、近くの画面にピントが合うように調整して&キープするという目の周りの筋肉の労働。これが長時間になると、近くのものにピントを合わせることがクセづくので、遠くのものが見えにくくなります。また、近くの画面に集中していると瞬きを忘れがちになり、目が乾燥すると外からの刺激で傷がつきやすくもなります。
これが、ゲーム、パソコン、スマホによる視力低下のメカニズム。なので、長時間集中したい場合は、目薬をお共に、意識的に瞬きをしたり、30分に1回程度画面から目を離してキョロキョロ遠くを眺める、そんな動作を行うと良いですよ。中央眼下グループの保健だよりがとってもわかりやすかったのでご参考に。
まとめますと、、特に保護者さま必見。
要するに、ゲームも他のスポーツ同様に、やりすぎは当たり前のように体によくなく、でもゲームは「ただの娯楽」イメージの強いこれまでとは異なり、職業の1つとして成立する、教育現場にも取り入れられている一大産業。
福祉や医療や教育分野にも、どの産業でも活用できる大きな可能性を持つものです。
ゲームは良くないという先入観はぜひ捨てていただき、理由なく「ゲームはよくないから」とゲームを制限するのではなく、得られる効能に注目して、存分に集中して取り組ませてあげて良いと私は思います。
注意する方法は具体的には、画面が近くなりすぎないように大きいモニターを利用するとか、休憩をとるようタイマーを横に置くとか、時間をコントロールする場合は、なぜ制限するかを丁寧に説明してあげてください。
本校はeスポーツを推進しておりますが、もちろん学習も運動もしっかり行い、とっても健康なeスポーツプレーヤーが育つとおもしろいなと思っております。