【開催報告】夏のお泊り会ー起業家教育ー





【夏のお泊り会開催報告】
生徒の自立を育む日本サマーヒル・アカデミーの宿泊体験企画を開催しました!
今回もスタートは子どもたちの「お泊りしたい!」のひと言から。
小学校4年生と6年生がペアになり、企画資料づくりに挑戦しました。
時間をかけて完成させた企画書には、「言われる前に行動する」「きれいなケーキを作る」といった目標も書き込まれ、「注意された回数×10分勉強」というルール案まで飛び出しました。
今回のテーマの一つは「お誕生日パーティー」。
普段のスクール生活の中で、「お誕生日をお祝いしたい!」という雰囲気が広がり、祝えた子もいれば、タイミングが合わず祝えなかった子もいました。そこで、「半年分くらいのお誕生日をまとめてお祝いしよう!」という子どもたちのアイデアから、みんなのお祝い会を開くことになりました。
食育にも力を入れている本校。
今回は市販のスポンジを使いながらも、生クリームは自分たちで泡立て、好きなフルーツを選んで楽しむ「手作りケーキ」に挑戦しました。
企画段階では、お店へ材料を調べに行き、スポンジや生クリーム、果物の値段を記録。参加人数で割って一人あたりの材料費を計算し、企画資料へまとめるところまで子どもたちが担当しました。楽しいイベントづくりの中にも、お金の使い方や計画の立て方を自然に学ぶ機会がたくさんあります。
調理実習は今回で4回目。
自分でエプロンを着られるようになった子、りんごの皮むきを率先して進める子など、それぞれの成長が見られました。
ところが、いざ完成間近になると「ホイップクリームは苦手!」という声が続出。
急きょ予定を変更し、スポンジ・ホイップクリーム・フルーツを別々に並べたビュッフェ形式へ。好きなものを好きなだけ盛り付けるスタイルにすると、個性あふれるデコレーションが次々と完成し、自分だけのオリジナルケーキをみんなでおいしくいただきました。
調理のあとは、恒例のミニ科学講座。
今回は「スポンジやホイップクリームは、なぜふわふわになるの?」をテーマに科学のお話しをしました。
自分たちで作ったケーキは格別だったようです!
今回のリーダーは、自分で作った企画資料をしっかり覚えていて、スタッフにも都度次の工程を教えてくれました。そのおかげで生徒たちの準備は驚くほどスムーズ。先生が指示を出す前に動く場面も多く、企画をつくる経験が行動力にもつながっていることを感じました。
夕方はみんなで銭湯へ。
自分たちでお風呂の準備を整え、靴箱やロッカーもそれぞれが管理。不安そうな様子はなく、落ち着いて入浴を楽しみました。
その後はフードコートで夕食を食べ、自由時間を満喫。
スクールへ戻ってからはポケモンカードやゲームで大盛り上がり。布団を敷く、濡れたタオルを干す、片付けをするなど、自分たちでできることは最後までしっかり取り組めました。
もちろん今回も、夜更かし組は健在です(笑)。
「早く寝た方が健康にいいよ!」と声を掛け合う子もいて、翌朝は「誰が一番遅くまで起きていたのか?」という議論がスタート。友達同士だからこそ伝えられる健康への声かけも、少しずつ育ってきているようです。
2日目の朝はおにぎりを全員がしっかり食べ、歯磨きや片付けを済ませて朝活へ。
布団を片付けられない子は一人もおらず、最後まで自分たちの力で生活を整えることができました。2日目の午前中はのんびり過ごし、それぞれ充実した表情で帰宅しました。
「やりたい!」から始まり、「自分たちで企画する」「自分たちで準備する」「自分たちで生活する」。
宿泊体験は、楽しい思い出をつくるだけではなく、計画力、生活力、協調性、そして「自分にもできた」という自信を育む大切な学びの時間です。
一人ひとりの成長をたくさん感じることができた、今回も素敵な2日間となりました。


