【サマーヒル通信】中学生のプロダクト開発。第1歩目のマインドマップの作成


オルタナティブスクール日本サマーヒル・アカデミー、生徒企画のさまざまな活動を通した起業家教育を推進しております。
過去には、宿泊体験活動、各種eスポーツの体験交流大会、登山、マイクラ・レゴ作品の展示会、夏祭りやフリマの出店などなどを開催しました。
そしてそして、そろそろものづくりにも挑戦したいねと。
開発資金を援助してもらえるプログラムへの応募に向け、約1年間かけて、プロダクト事業計画を進めることとなりました。
まず第1歩目はアイデア出し。
論理的な思考の組み立てが得意な中1くんへは、自由な創造の中から生まれるファンタジーよりの“もの”ではなく、困っていることや課題を解決できる現実的な開発ができるといいじゃないとお話しし、マインドマップの作成を開始しました。
マインドマップとは、情報の整理やアイデアの拡張、課題の洗い出しなどで用いられる方法の1つで、頭で考えているアイデアや情報を、1つのキーワードを軸に放射線状に描写する思考方法。
よくビジネスのブレインストーミングや技術開発などで使われています。
せっかくなら、自分の境遇を改善したりもっと良くするツールが作れると良いねと、「不登校の悪い面」を、まずは自分の実体験に沿って洗い出そうとなりましたよ。
この書き出しとても良く!
書き出す過程で思考の整理がなされ、不登校って悪いことばかりじゃないよね、今楽しいもんねとなり、
「不登校の良い面」も別紙に書き始め、その後、A4用紙がびっしり埋まる文章量で、どんな変化があったかを時系列で順を追って書き出すところまで、これ何も助言もなしで動きがありました。
プロダクト開発は、数名でチームを組んで進めたいところ。
お誘いしたいお友達ももういるんです。
定期的に会議の時間を設けて、イベント開催ではなくモノの開発の実現、ぜひ頑張ってほしいと思います。