【サマーヒル通信】子どもマインドフルネスプロジェクト

MBSR講師in Training(IMA/IMCJ)のMieko K先生による『子どもマインドフルネスプロジェクト』がスタートしました。
マインドフルネスとは、主に呼吸・感覚・思考への気づきを高める技法(瞑想、ボディスキャンなど)です。
マインドフルネスの教育効果は、
- 学習意欲・自己調整力の向上
- 認知機能(ワーキングメモリ、注意制御など)の改善
- ストレス軽減・心理的ウェルビーイングの向上
- 社会性・協調性の向上
等、さまざまな報告があります。
マインドフルネスプログラムの時間を設けることにより、自分の注意をコントロールできるようになり、ONとOFFの使い分けとともに、取り組んでいる活動への集中が高まったり、モチベーションがあがったり。
ワーキングメモリが改善・向上したり、不安や緊張を軽減できたり、チャレンジする気持ちが高まったり、対人トラブルが減ったり…教育現場はもちろん、企業研修でもたくさん取り入れられており、良い効果がたくさんあります。
このたび日本サマーヒル・アカデミー(フリースクール・オルタナティブスクール)では、このマインドフルネスの技法を取り入れ、得意を磨きたい生徒たちにさらなる自己成長を促そうという取り組みが始まりました!
この日は、生徒の興味関心の高い、「好きなゲーム音楽」「自然の音」など、さまざまな音を聞いて感じたことを教えてもらうところから。
20分程度のショートタイムで行いました。
このプログラムが、例えばeスポーツの大会で成果をあげたい目標のある生徒や、切り替えが苦手、コミュニケーションに課題がある、そんな生徒にプラスになると良く、不登校の生徒に対する効果的な教育プログラムとしての有効性を確かめたいと考えております!
同時に、毎回のテーマは複数候補があり、どの題材がフリースクール・オルタナティブスクールの生徒に適しているかなといったことも、試行を重ねて、これかなというものを開発できればと考えております。
本マインドフルネスプロジェクトは、マインドフルネス講師のMieko先生と、日本サマーヒル・アカデミー代表で、予防医学・教育学専門の大浦絢子が共同で取り組んでいるものです。